キャッシュレス時代の金券ショップの考え方
こんにちは。
3度の飯より節約が大好きなこきんたパパです。
朝は気温がマイナス-3℃、、、
今の場所に移ってきてから初めての冬ですが、こんなに寒いとは(;_:)
さて、今回は キャッシュレス時代の金券ショップの考え方についてお話ししたいと思います。
金券ショップって誰でも知っていますよね。
商品券や、株主優待券、映画の前売り券などを取り扱っているお店のことです。
大黒屋などが有名ですね。
普通に買うより、少しだけ安いので、買えばその分だけ得します。
私は数年前まで金券ショップで、金券を買いあさっていました。
例を挙げると、数年前、よく使っていた駅で、飲み会をするときに「金の蔵」で飲むことが多くありました。
「金の蔵」は株主優待を出しているのですが、その優待券を持って、お店に行くと、会計の時に20パーセント引きとかになったりするのです。
→いま適当にググってみると、55%引きのようです。当時よりお得になっている?
明らかに安いですよね。
その他にも、旅行ならJTB旅行券、新幹線なら回数券など、様々なフィールドの金券
をショップで購入し、使用していたのです。
しかし、そんな金券にも苦難の時代が訪れました。
理由はお分かりと思いますが、キャッシュレス決済の増加です。
一応説明しておくと、
クレジットカードや電子マネーで代金を支払うと、基本的に購入金額と還元率に応じたポイントが付きます。
ポイントは、次の買い物などで使えるので、実質的にはお金として使用できます。
こうしたポイントの還元率が金券の割引率を上回ってしまうケースが多くなり、そのようなケースでは金券を購入するメリットがなくなってしまったのです。
特に汎用性の高いJCBなどの商品券では、ほとんどこのケースに当てはまります。
1,000円のJCB商品県は990円で販売しています。全国どこの金券ショップに行っても、これ以外の値段は見たことがありません。
990円は1,000円の1%です。
ですから、還元率1%を超えるキャッシュレス決済が出来るお店で代金を支払うなら、その方が得ですよね。
なので、キャッシュレス決済の跋扈する現代においては、確かに金券ショップの存在意義は失われつつあります。
しかしながら、そのような状況にあっても、電子マネー支払より金券のほうが安く支払えるケースは確かに存在するのです。
それは以下の2つのケースです。
- 利用条件の厳しい金券を使用する場合
- キャッシュレス決済の出来ないお店で使用する場合
前者は、たとえば前述した「金の蔵」の金券など、特定の場所や時間でしか使用できない券です。利用条件が厳しいほどレートは下がります。
他にもアディダス商品券、新幹線回数券、ニトリ商品券あたりがお勧めです。
どれも還元率がかなり高く設定されています。
後者は、個人商店などで多い、現金オンリーのお店で代金を支払う場合です。
この場合、JCB商品券などだけは使えるお店があります。そうしたお店では、現金(還元率0%)よりはお得に支払えるという訳ですね。
確かに、キャッシュレス決済の台頭で、金券ショップの権威は落ちつつあります。
しかし、まだまだ、時と場合を選べば、キャッシュレスよりお得に利用できると考えています。
私も全体としての利用数は減りましたが、ポイントポイントでは、金券を使っています。
はっきり言いますが、現代でも金券を使わないのはめちゃくちゃ損です。
また、ここから先はあくまで予想ですが、JCB商品券などの店頭値段も、下がっていくのではと思っています。
額面1,000円の券を990円にしても前述した理由で、売れにくいからです。
そうすると、
店側は売るために値下げをする
→金券買い取りの際、それより低い値段での買い取りになる
→あまり低い値段だと売ってくれない
→ちょうどいい値段で落ち着く
こんな感じですね。
具体的には980円くらいでしょうか。
そんな時、キャッシュレスにどっぷし染まっていて、もっとお得な払方があるのに気付かなければ損してしまいます。
金券でなくとも、現金でしか払えないお店の方が、払えるお店より安かったりなど、
キャッシュレスにとらわれていると、気付かない節約ポイントはたくさんあります。
常に、なにが一番得なのか、考えるようにしましょう。
それではまた。