こきんたパパのライフシフト

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保険は必要か?まずは1年ごとに見直そう

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こんにちは。こきんたパパです。

 

保険は国民保健と車の任意保険しか入っていません。

周りの同年代の友達にこの話をすると、バカじゃないのかこいつ?といった目をします(笑)

しかし、どんなに考えても国民保健の他に、生命保険や医療保険ど、任意の保険に加入することが必ず正しい、入らない奴はバカだという理屈に納得できません。。

医療保険、生命保険、本当に必須でしょうか。

 

今回は保険についての話、特に生命保険や医療保険について、どのように考えるべきかを話そうと思います。

 

保険の予備知識

先に述べておきますが、保険は正しく使えば、素晴らしい金融商品です。

決して頭ごなしに批判しているわけではありません。

ただ、保険について、正しい知識のないことで、不利益を被っている人がたくさんいることは事実だと思います。

まずは、基本的な知識について、説明します。

また、今回は医療保険&生命保険について述べようと思います。

以下、保険という言葉を使ったら、医療保険生命保険のことだと思ってください。

加入している保険の内容を正しく理解していますか?

まず、任意の保険に加入している方に考えてほしいのですが、自分が何の保険に加入しているのか理解していますでしょうか。

当たり前だろ、バカにするな、と、皆さん言われると思います。

ですが、私がいままで質問した人達は殆ど答えられませんでした。

大体、このように答えます。

「掛け捨てのがん保険だよ」「積立の生命保険だよ」

それは、保険の種類であって、保険の内容ではないということを、私は言いたいのです。

保険の内容というのは、

  • こういうリスクが発生したときに、こういう保証が支払われる
  • その保障を得るためにこれだけのプレミアム(保険金)を支払う

こういったことです。

これを理解していないと、自分がどんなリスクをヘッジすることを重視して保険をかけたいのか、という前提が崩れてしまい、無駄な金を垂れ流すことになります。

これは、株でも債権でもデリバティブ商品でも何でもそうですが、自分が何にお金を払っているのかを理解しないまま、金融商品保険は金融商品です)にお金を払っている人が多すぎるのかな、と思います。

前述した私の知り合いたちも、内容に関しては曖昧な答えが多く、大丈夫なのかな?と思ってしまいます。

保険に加入する前に、契約内容を隅から隅まで確認して、自分が何のリスクに対して保険金を払っているのか、ということを頭に叩き込むべきだと思います。

すでに加入している人は、保険証書を見れば契約内容が確認できますので、すぐに目を通したほうがいいと思います。

リスクと保険金を天秤にかけて、心の底から必要だと思った時に初めて加入&継続する、という態度が正しいはずです。

期待値はマイナス

少し考えればわかることですが、保険の期待値はマイナスです。

もし、期待値がプラスだった場合、保険会社は保険を売れば売るほど損をしてしまいます。

そのような商品を売る訳がありませんよね。

要するに、病気になった人へ払ったお金より、もらった保険金の総額の方が高いということです。(宝くじみたいなものですね。)

なので、期待値の観点からみると、保険は入らない方が得です。

若いときに入ると月々支払いが安い?

これは間違っていませんが、払う期間が長いので、生涯通せば得ではないはずです。

40歳から入った人に比べて、20歳から入った人は長い期間払っているので、月々の支払いが安くても、60歳になった時には、殆ど同じ額を払っている。ということになるはずです。

そうでなければ、保険会社が損をしてしまいます。

また、真に恐ろしいのが、「40歳になると保険金が値上がりします」みたいなことをちゃっかりと書いていたりします。

誠意の足りない保険も多いのです。

 

リスクとキャパシティで保険を選ぶ

さて、前項を見ていただいた方は、お分かりかと思いますが、保険は基本的に損します。全体としては、保険会社が得するように組まれているからです。

とはいえ、損していいのです。

損するけれども、自分のキャパシティを超えたリスクの対策ができる、というのが保険の本質です。

ここで、重要なのは、自分のキャパシティを超えた金銭リスクという点です。

がんになったとき、先進医療を受けたい。しかし先進医療には何千万ものお金がかかる。といった場合、「何千万ものお金」を払うことがリスクです。

このお金が払えない人、払えるが払ってしまったら今後の生活が成り立たない人など、払う金額が自分のキャパシティを超えてしまう人が、保険に頼るべきなのです。

そうでなければ、期待値がマイナスの商品を買う理由はどこにもありません。

逆に、この何千万ものお金が簡単に払える人は、保険など全く必要ありません。

普通にしていれば、一生がんにかからなくて得するかもしれません。

期待値的には、得する可能性の方が高いです。

 

この考えからすると、まず自分のキャパシティと、自分がヘッジしたいリスクを計算してみて、それで保険を選ぶべきですね。

まず、払っても生活が大きく変わらない額を設定します。例えば500万とします。

次にヘッジしたいリスクを考えます。例えば、がんの先進医療とします。

先進医療にかかるお金は多いと数千万とも言われています。であれば、払う金額がキャパシティを超えてしまうので、保険に加入する意味がある、となります。

また、この場合、がんに罹患した際に300万が払われる保険に入ったとしても、全く意味がないですね。期待値的に不利な勝負に持ち込まれてしまいます。

ですが、多少保険金が高くとも、2,000万が払われる保険であれば意味があります。

2,000万はキャパシティを超えているからです。 

 

このように保険は選定するべきだと思います。

自分の要望に合う保険が無ければ、とりあえず入らない方がいいと思いますね。

 

また、生命保険でも考え方は一緒で、自分が死んだとき、残された家族が食っていくのに必要な金額を考えます。

その額がキャパシティを超えていたら、入ってもいいかもしれません。

 

保険について本気で考えよう

今回のまとめとしては、

  • 保険は基本的には損する
  • 自分のキャパシティを超える金額が支払われる保険を選ぶ

の2点です。

大切なことは、真剣に保険の内容を吟味することです。

小難しいことが書いてあるからと言って逃げてはいけません。もし、理解できないのならば入らない方がまだましです。

保険会社は仕組みを複雑にして、わざと分かりにくくしているのです。

 

私はというと、実はがんの先進医療保険に入りたいのですが、自分の条件を満たす保険を発見できていないのです(笑)

たびたび保険ショップに行って探すのですが、なかなかいい保険がなくて、いまだに未加入です。

まあ、国民医療保険だけでたいていのことは何とかなるというのが持論ですが。

 

それでは。

 

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